なぜ「ふんどし」がクールビズのアイテムとして注目されているのか?
ここ数年、ジメジメした夏を快適に過ごす「クールビズのアイテム」として、「ふんどし」が注目されています。
ふんどしが「クールビズの下着」と言われるに相応しい理由は3つあります。
1.通気性が良く、湿度の高い空気がこもらない
2.ゴムで締め付けられない解放感
3.就寝時の汗の吸収力が抜群
もともとクールビズの期間は6月1日から9月30日の4カ月間でしたが、東日本大震災の原発事故を経て、前後一カ月ずつ延長されました。つまり1年のうち6ヶ月が丸々クールビズの期間なのです。クールビズというと、ビジネスマンの「ジャケットを着用しない」「ノーネクタイ」などオフィスでの服装が浮かびますが、自宅でのリラックスタイムも涼しく快適なクールビズで過ごしたいものです。
クールビズの期間に着用する下着として、なぜふんどしが最適なのでしょうか?
その理由は以下の 3つです。
1.通気性が良く、湿度の高い空気がこもらない
デリケートゾーンは「高温多湿」の状態になりやすい箇所です。そして特に女性の下着は、そんなデリケートゾーンに蓋をするような構造になっているため、「蒸れ」「匂い」「痒み」などが発症する可能性があります。対して、下半身をふわりと包み込むふんどしは、体に密着することなく、風通しが良く、デリケートゾーンを快適に保つことができます。
2. ゴムで締め付けられない解放感
夏になると下着のゴムの部分に汗疹ができる方も多くいらっしゃいますが、紐で自分のウエストに合わせて調整できるふんどしは、着用部分を圧迫することがありません。男女問わず、締め付けられない開放感は、ふんどしでしか味わえないものです。
3. 就寝時の汗の吸収力が抜群
夏の暑い時期は、就寝時にコップ1杯分の汗をかくと言われています。
柔らかい布でデリケートゾーンを包み込むふんどしは、汗の吸収率が高いのも特徴の一つです。男性は下半身をできるだけ冷ますことで機能の向上が期待できます。
ジメジメと湿度の高い日本の夏を快適に過ごすために、就寝時だけでもふんどしを取り入れてみるのはいかがでしょうか?
(ちなみに、ふんどしは布一枚の構造上、梅雨時期のジメジメした湿度でも乾きやすいという特徴もあります!)
(参考文献)
『夜だけ「ふんどし」温活法~寝ている間に「冷え太り」解消!』(大和書房) 著者 一般社団法人 日本ふんどし協会
夜だけ「ふんどし」温活法~寝ている間に「冷え太り」解消!