夜、皆さんはどんな下着を身につけて眠っていますか?
恐らく「パンツ」という方が大半かと思います。けれども、パンツをはいて眠ると、知らない間に血流が悪くなっていることを知っている方は多くはないでしょう。
パンツは子どもの頃からずっとはいているものだけに、それがどれだけ体を締めつけるものなのか鈍感になりがちですが、自分の体をじっくり見てみると、ウエストラインや足のつけ根にゴムの跡がついていることが多々あるのではないでしょうか。
特に女性は、見た目の可愛さで小さめのものを選ぶ傾向がありますが、身体に合わない下着を身につけることは、予想以上に体にストレスを与えているのです。
小さなストレスでも、長時間ずっと感じていると、交感神経が常に緊張している状態になり、血流が悪くなります。血行不良が、冷えをはじめ、冷え太り、便秘や下痢、生理痛、生理不順などの病気を招く原因になります。ひどくなると、手足のしびれやむくみが慢性化する可能性も。
ふんどしが夜寝るときの健康グッズとして注目されている理由として、「ゴムによる締め付けがないため、血流を遮らない」ことが挙げられます。
体のサイズや形状は人によって様々です。ふんどしの紐は自分のウエストサイズに合わせて、お腹に食い込まないようにゆるく結ぶなど調節することができます。ふんどし本体は、ふんわりとお尻を包むようにつければいいので、足のつけ根を圧迫することもありません。
実際に、夜眠る時にパンツからふんどしに変えた方たちからは、「身につけた瞬間、あまりの解放感に驚いてしまい、思わず笑いだしてしまいました。就寝時に使用していますが、翌朝には足のむくみもとれてスッキリ!」「ずっと停滞期だった体重が、また落ち始めました」などの声が届いています。
ふんどしに変えて初めて、今まで締め付けられていたことに気づいたという方も。「今まで布団に入ってから1時間以上眠れないのが当たり前だったのに、寝つきが良くなり、朝までぐっすり熟睡できるようになった」という感想もいただきました。
一日中ふんどしでいるのは、服装との関係もあり難しいかもしれません。まずは夜寝る時だけ、パンツの代わりにふんどしで眠る解放感を体験してみるのはいかがでしょうか?
(参考文献)
『夜だけ「ふんどし」温活法~寝ている間に「冷え太り」解消!』(大和書房) 著者 一般社団法人 日本ふんどし協会
夜だけ「ふんどし」温活法~寝ている間に「冷え太り」解消! ~